お茶を身近に楽しむ

気軽なお茶のこと書いてゆきます

丹波窯変花入 民藝でなく作為で

市野豊治作

22年前.お茶の仲間と窯元へアポなし突撃するも.
親切に対応.解説いただき.大いに盛り上がりました。

意見が一致したのは.
民藝運動は性に合わん!”ということです。

現代に飯茶碗としてつくられたモノを 抹茶茶碗として使うのは抵抗があります。

 

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なお.豊治さんは.その民藝運動柳宗悦バーナード・リーチと親交のあった.
六代・市野丹窓(利雄)のご子息(次男)です。

 

お兄様.七代・市野丹窓(茂良)は.
渡英してバーナード・リーチから何年も指導を受けられましたが.
どうもお茶に使える作風と思えません。
<個人的な見解.単に好みの問題です>

 

豊治さんの方は.胎土.釉薬とも.丹波焼の良き伝統を受け継いでる感じで.
茶人好みかも。
<個人的な見解です>
ウチの流派では見かけませんが.他の流派では好んで使われたりもしているようです。
某超大物数寄者さんの庇護もあったそうな。
<未確認情報です>

 

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なお、画像は数年前の晩春、自宅茶事での床に使いました。

その晩春の頃には、

そこらじゅうにエエ花が咲いてますので、

ロードバイクの練習がてら

峠道や河川敷へ摘みに行ってます。

<お茶席では"花は野にあるように“入れるのが基本といわれています。>