お茶を身近に楽しむ

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新春の定番・曙棗 宗廣作

新年の釜でよく見かけます。

裏千家十一世・玄々斎好み(写し)の曙棗です。

新春の陽ざしを浴びて映し出された朱漆地に、

黒絵で甲の上に鶴一羽、胴に松と亀が描かれています。

 

細身の棗(香次形)です。

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作者の道場宗廣さんは山中塗の塗師です。

なお、弟さんは和食の鉄人・道場六三郎さんだそうな。