いかに堅牢な輪島塗でも、
熱い汁、ご飯による湯焼けは避けられません。
(真塗、四つ椀、焼けて色が落ちているのが、飯椀、汁椀各下側)
自分で食べる分には、
少し温度を落として汁を張ればよいのですが、
茶事で懐石料理としてお出しするケース、
私の場合、
『熱いものを熱いウチに』を至上としてまして、
(=熱さもご馳走様要素の1つ)
こうしてだいぶ湯焼けしてきました。
ひょっとして、料亭とかでは、
絶妙に湯焼けしない適温で管理?
まあ、私にはそのような
技術、人手(基本ワンオペ)がないので、
この湯焼けは“ちゃんと使い込んでる証"
だと思って、楽しんでいます。