お茶を身近に楽しむ

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ご当代とお祖父様の雲龍風炉

三代角谷与斎さんと初代の作

(初代のは借り物ですが、)

ドラゴンボール神龍釜、

もともと(オリジナル)雲龍風炉とセットもんです。

(鵬雲斎大宗匠好み)

5年前、城崎での地区大会の薄茶席で、

この風炉・釜に一目惚れして、

その作家さんご本人にお願いしました。

まず釜の方を。

(神龍アレンジで)

釣り釜として、3月の炉で使い、

(3年前、2年前)

大好評でした。

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そのあいだに風炉の方も制作お願いしていたのです。

昨年、7月の茶会に使うつもりでした。

 

茶会3ヶ月前になっても、

出来上がって来ない、、、

 

私としては灰型の特訓が必要なので、

だいぶ事前に欲しい、、、

(: 風炉のなかに入れる灰は、

整える型が決まってます。

その出来栄えで、その茶人の力量が知れます。)

 

催促していたら、

『とりあえず練習用に』と、

2カ月前に、

お祖父様の雲龍風炉を送っていただけました!

そっちで灰型練習をして、

茶会18日前に、

やっとご当代のが出来上がってきました!

こうして並べると、

色合い、質感の違いがよくわかります。

(左が初代、右がご当代)

 

初代のは、光沢あって色薄めですが、

ご当代のは、マット調で茶色めです。

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その後、ご当代ので灰型を仕上げ、

7/2茶会本番は好評でした。