お茶を身近に楽しむ

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李白『静夜思』画賛 仲春洋 画 田島碩應 賛

床前看月光

疑是地上霜

挙頭望山月

低頭思故郷

 

意訳:

寝床の前で月の光を見ると

地上に降りた霜のよう

頭をあげて山上の月をのぞんで

頭を垂れて故郷を思う

 

『静夜思』は唐代の詩人・李白701~762)の代表的作だそうな。

 

1300年近く経った今の日本の私にも、

情景が浮かびますね。

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賛は千利休墓所がある、堺 南宗寺の田島碩應老師(大徳寺五二六世)によるものです。

 

堺の男性数寄者さんらとともに、老師の取り巻きの一人として、たまにご一緒させていただいてます。

(お酒、お強いので、隣に座ると危険。)

ムリいって、いくつか揮毫いただきました。

(この作品ではないですが、)