お茶を身近に楽しむ

気軽なお茶のこと書いてゆきます

登り窯焚き見学したときの水指

今週のお題「一生モノ」

宮川香雲 朝鮮唐津一重口水指


数年前、いまの師匠んとこ社中有志一同で

香雲さんの登り窯(宇治の山奥)窯焚き見学に伺いました。


窯焚き見学のほか、

湯呑みへの絵付け体験

(先代の長治さんご指導)や、

茶席(挑交会の皆様ご奉仕)、

お食事(瓢亭のお弁当)まで

楽しませていただきました。

 


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なお、その茶席で

干菓子が盛られて出てきた干菓子盆に一目惚れして、給仕してたご本人の工房まで押しかけわけてもらったのが、

先日記事にあげた虎班木目のやつです。

 

https://ganpeki2024.hatenablog.com/entry/2023/12/30/102824
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さらにまさにこの時焚いてつくられた作品をわけてもらったのが、

この水指です。

 


あわせて作っていただいた漆塗り蓋は、

岩渕祐二さんに塗ってもらいました。


水指の風情に合うよう、

微妙に刷毛目出るよう、

かつ、私のこと思い浮かべながら、

塗ってくださったそうです。

 


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非常に気に入った、思い出の品なので、

後日、坐忘斎お家元に箱書きしてもらいました。


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私がここの記事にしている茶道具は、

全てが『一生モノ』なのですが、

(というか、私のあとも子やお弟子さん

の手から、さらに後世へ伝えて貰いたいモノ)

 


この茶道具作家さんたち『挑交会の皆様との関係は、まさに一生モノ』です。

 

https://chanoyumap.jp/special/choko-kai2021/